好みのマットレスを聞かれたとき、「やわらかい方がいい・硬い方がいい・デザイン重視・ブランド重視」など、漠然とした回答しか浮かばない方がほとんどではないでしょうか。
今回は、快適な眠りを手に入れるために「本当に自分に合った寝心地」についてご紹介します。
「寝つきが良くない・朝の目覚めがスッキリしない・睡眠で疲れが取れない」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
— やわらかいマットレスの特徴
体全体を優しく包み込むような寝心地で、特に肩や腰への圧力を軽減してくれるため、体重が軽めの方や寝返りをあまり打たない方には快適です。
しかし、柔らかすぎるマットレスには注意が必要で、腰や背中が深く沈み込みすぎると自然な背骨のカーブが崩れてしまい、結果として腰痛や肩こりの原因になることもあります。また、柔らかいマットレスは長期間使用するとヘタリやすく、最初の寝心地を長く保つことが難しいことがあります。
— 硬いマットレスの特徴
体重が重めの方や腰痛持ちの方に向いており、体が沈み込みにくいため背骨の自然なラインをキープしやすく、寝返りもスムーズに打てます。特に仰向け寝の方や腰痛が気になる方におすすめです。
しかし、硬すぎるマットレスには注意が必要で、体が沈み込まない分、肩やお尻への圧力が集中しやすくなり、血行が悪くなったり筋肉が緊張しやすくなったりすることがあります。特に横向き寝の方は肩や腰が圧迫されやすく、体のこわばりを感じることがあります。
どうやって選べばいい?
ずばり、「短時間で寝心地を判断しないこと」がマットレス選びの最低条件です。
マットレスは、家具店やホームセンターなどで豊富な品揃えがされており、実際に使用してみて吟味することができます。少なくともマットレス当たり10分程度は横になり、寝返りも打ちながら自分の身体に合った感覚を掴みましょう。
ネットショッピングで購入する場合は、少なくとも口コミをしっかり収集した上で選びましょう。
長期間の使用を見据える選択肢
マットレスは決して安い買い物ではありません。そのため、長年の使用を考えるなら「耐久性」のポイントは見逃せません。
例えば、コイルマットレスはウレタン系のマットレスよりもヘタリにくい傾向があります。
特にポケットコイルマットレスは、コイルが一つ一つ独立しているため体圧を均等に分散しやすく、長期間使用しても体型の崩れを防ぎます。また、コイル数が多いほど体をしっかりと支えることができるため、腰痛が気になる方や体重が重めの方にはおすすめです。
あなたの寝心地、見直してみませんか?
快適な睡眠を得るためには、自分の体型や寝姿勢、好みに合ったマットレスを選ぶことが重要です。
「柔らかさ」「硬さ」「耐久性」のバランスを見極めることで、質の高い眠りを手に入れることができます。
本当に自分に合った寝心地を見つけることで、快眠だけでなく、日中のパフォーマンスも向上するかもしれません。
ちょっとしたアドバイス
マットレス選びは実に難しいものです。寝心地の感じ方は人それぞれで、短時間の試し寝では判断がつかないことは当然です。
そんなときに一つの基準としておすすめしたいのが、「少し硬め」と感じるマットレスを選ぶことです。
理由はシンプルで、硬さはあとから調整しやすいから。もし、「思ったより馴染まないな」と感じた場合でも、ベッドパッドやマットレストッパーを使うことで、後から寝心地を柔らかくすることが容易です。反対に、柔らかすぎたマットレスをあとから硬くするのは難しいものです。
迷ったときこそ、将来の調整のしやすさも含めて選ぶことが失敗しないマットレス選びへの近道です。焦らずじっくり「本当に自分に合った寝心地」を見つけましょう。



















